私がインドで受けたパンチャカルマは2週間のコースでしたが、それで終わりではないんです。
パンチャカルマは“究極のデトックス”とも云われ、体の外から内からアーマ(毒素)を出しきっていきます。
ということは腸内も空っぽの状態。赤ちゃんのようなものです。
そのあと食べるものが体内で土台となっていくので、施術中と同じような食生活を続ける必要があります。
「最低でも15日。できればひと月。」
と、ドクターのアドバイスだったので、実験も兼ねてひと月やってみました。
しかしこの食事制限はインド仕様。日本で続けるのはちょっとしんどかったです。
どんな感じかと云うと
○基本ビーガン
○酢、柑橘類ダメ
○辛すぎるものダメ
○発酵食品ダメ
○コーヒー、お茶ダメ
○卵の黄身ダメ
あと小麦粉と白砂糖は自主的に抜いていました。
大変だったのは発酵食品がダメなところ。
チーズやヨーグルト、納豆はもちろんお味噌や醤油も発酵食品です。
あとで聞いた話だと、年中気温の高いインドの辺りでは発酵食品を作る文化があまりなく、発酵食品=古い食べ物と考えるからだそう。
「日本は気候が違うし、発酵食品は菌が生きてるんだから食べても大丈夫でしょ」と云ってくれる方もいましたが、36,000ルピーも出したんだからちゃんと試してみたい!と思って生真面目に実践。
帰国した私のために家族が作り置いていてくれた味噌汁も、泣く泣く我慢しました。。。
なので帰国しても味付けにスパイスを使いがちで、外食するときはベジカレーを食べる日々。
一緒にご飯を食べた方々には、気を使わせてしまってすみません。ありがとうございました。
そして今朝からは少しずつ食事を日本仕様に戻していくことにしました。
1ヶ月半振りのお味噌汁はスパイスに慣れた舌には味が薄いように感じましたが、満腹感・満足感は満点でした!
ひと月食事制限を続けてみて胃腸の軽さは続いていますが、おならがちょっと匂う。。。日本人にはやはりお味噌等々が必要かなと思いました。
今後は基本ベジな食事を可能な範囲で続けながら、少しずつ日本仕様の食事に戻していこうと思います。
(完全にベジになったわけではなく、お食事に行った時なんかはお肉も食べて楽しく過ごしたいです♪)
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